性行為、出産という普遍的な感染様式で人類(ホモサピエンス)と共に生き永らえてきたB型肝炎ウィルスの遺伝子変異が面白い。この世界地図を眺めていると、アフリカを出た人類の祖先はインド亜大陸を経て(一部はヨーロッパへ)早い時期に東南アジアに達した。B型の遺伝子変異は日本のみで世界の何処にもない。日本列島在来種とも言える遺伝子型のウィルスだ。しかも沖縄と東北地方に際立って多い。セレベス島で発生したと言われる湊川原人が沖縄から九州へ上陸し、日本列島を北上して、凍結していたベーリング海峡を渡り、北米大陸に達したと読めるのだが。考え過ぎでしょうか?アラスカ原住民は沖縄のB型肝炎ウィルスと極めて近縁のB6という遺伝子型のウィルスを保有していると最近報告されている。