医者の一言    天使の微笑みか悪魔の一突きか


92歳の患者(オバーチャン)が、先生後5年生きられるかねー?孫の結婚まで生きたいさーと言う。

不安が強く、日々何時死んでも良いさー、と長生きしたいさーの葛藤の繰り返し。不安でパニック

に陥ると病院をサーフィンし、医者の一言にショックを受け、安心する為に来院する常連のオバーチャンだ。

多少の持病はあるが独居、自立している元気な患者なのだが、本人は重病と思い込んでいる。私のムンテラ

(言葉による治療)は、「大丈夫!長生きするよ!」の一言だ。それを聞く為に来院するのだ。医者の建前の

説明にはさほど覚悟はいらないが。はげまし、寄り添うには医者にも覚悟が必要です。